mori-sho DIARY

今、ココの私について

カルテット最終話からの・・自分のこと

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TBS火曜22時~『カルテット』面白かったな~
ふつうの日常なのにサスペンスタッチ、しかも会話だけ。

なんて色気のある設定だろう。

私の大好物。

「おとなには秘密がある」あるある。

私にも、、、たくさんの秘密がある。
1人で墓場まで持っていくようなものもあるある(笑)


その昔、ドはまりしたツインピークス(90年米ドラマ:デビッドリンチ)を思い出した。しかし、カルテットは死体が出てこなかったし、残虐なシーンもないし、ラブシーンすらない。
それなのに、なんともミステリーな匂いと普通に見えるけど、秘密を持ってる人間同士の一定の距離感を表現する「会話」と「間」が見る側のドキドキを煽る。

最終回を見て、どんな過去があって、どんな人生を送ってきたとしても人間ってちゃんと前を向ける、強いんだ、って事を感じた。
そして印象深かったのは、非難を浴びせられ、ひやかしで来る客もいることを想定して、大きなホールで夢だった演奏をすることを決めたカルテットドーナツホールの4人、すずめちゃんが届く人には届く、、、というくだり。

どんな「私」でも、わかる人にはわかる、それを最近よ~くわかるようになった。

2011年、江東区の実家を1人で処分した。
5人家族だった頃の家財道具、衣服、いろんなものを捨てた。
捨てるだけでもかなりの出費。それを私は誰の力も借りず、1人で行った。

このころ、4月に会社も辞めることを決めていた。
2011年3月11日震災、13日引っ越し。
なのに、決めていた次の仕事も震災の影響で流れて・・・それでも退職日の変更もせず、1人ですったもんだでした。
会社の人に、自分の身の上を相談もしなかったし、話そうとも、わかってほしいともあの時は考えもしなかった。
弟もいたけど、この当時は会う事もイヤで(いまだに断絶中)助けてもらうなんて一切考えなかった。

ただ、ひたすら1人で生きていく、みたいな感じ。

そして、今、また引っ越しか?もろもろ住宅事情がある。
あの時みたいに、今の私は1人ではなくて、

頼っていい人達もいる。
何年も疎遠にしていたのに、手を指しのべてくれた人たちもいる。

友人や知り合いも引っ越しするなら荷造り手伝うよ、とかもろもろメッセージをいただいている。

実家を処分する時に比べたら、荷物も少ないし、、、大丈夫です(笑)
ありがたい。

こういう時期のカルテット最終回。
私は、強い人間が好きだ。

弱音を吐くか吐かないか、成功したかしてないか、そんな事の強さじゃない。

根っこ。

その人の根っこがしっかりと強いかどうか。

誰かに甘えたり、助けられたりも根っこが強くなくちゃ、できない事じゃないかなと思えるようになった。

強さとしなやかさだ。


あれからだいぶ時間は過ぎたけど、私はいろんな人に愛されていて、好きか嫌いかを優先してわがままに今、生きていられる。


今日決まった会社の花見は理由どうあれ、今年も不参加!

嫌いな人がいるわけじゃない、ただ、会話を合わせて、つまんないのに笑ったり、オジサンたちの機嫌や若い子たちに気を使ってしたくもない会話をすることがとてつもなく苦痛。

静かに桜を見たいのです。
3月31日は、母の命日でもあり、桜散る頃は、いろいろ思い出すから。
どんちゃん騒ぎなんてしたいと思わないのよ。

笑いたい時に笑い、泣きたい時に泣いて、美味しいものを美味しいと、まずいと思ったらまずいと、楽しいと思ったら楽しいと、退屈だと思ったら退屈だと、伝えられない場所に長時間いるのはもういいのです。


嫌われてもいいし。

だって私は強いから(笑)

これがあの最終回を見て、感じた事。
私はこれでいいんだ、って。

 

ツインピークスも新シーズン始まるよね~

harpersbazaar.jp


『カルテット』続編ありそうな気配も・・・

realsound.jp


今夜、

東京タラレバ娘|日本テレビ

の最終回、KEY君のクールな表情からの、、、お互いの想いが通じた時のニコっと笑顔に私はやられました!!

30歳ごろって、、、私は結婚願望すらなかったので、ドラマをみつつ(全話でなないけど)女子って、大変だよね!!

50歳になっちゃったけど、結婚してなくて、簡単に恋とかしなくなっちゃったけど、独身でイケテルおじさんなんて、どこにいるか探す事もやめたけど、・・・・

それなりに、楽しいぞ。

 

 

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