私のバックグラウンド
私は大小様々な会社にいた経験があります。
役所ぽい系の会社は退屈で、すぐに飽きてしまう。
昔のやり方にいつまでもこだわっていたり、こんなことも手書き?紙でFAXやり取りなんだ・・・紙も保存して、なおかつPDFにしてデータでも残しておくとか、無駄な工程が多すぎて、こんなことに時間使うんだ、と思ったり。
わざわざ飲み会開いて親睦??
それで翌日から仲良くなりますかね?
私は若い頃にかなりアバウトで乱暴で、スピードのある会社に在籍していたので、
飲み会といえど、仕事に関係のない、家庭の話や近所にこんな店ができたんですよ~
君たちの世代だと今どんな事がはやってるの?
な~~んていうたわいもない会話は飲みの席ではなく、日常の中のコミュニケーションで行われていたので、あえて飲み会で語ることもなかった。
それよりも、飲みの席では先輩達がどうやって売上げを伸ばしてきたのか、顧客との関係はどう作ったのか、社長の夢やら、向かう方向、音楽や文化、時代やアートやファッション、未来について先輩達や経営陣の話を聞くことが私は楽しくてしょうがなかった。
20代の頃の上司や経営陣のほとんどは団塊の世代で学生運動やヒッピー海外放浪など目立つ活動をしていた人が多い。そんなオジサマとの待ち合わせは今はなき原宿の喫茶店レオンだったりするし、そのあとは六本木のケントスに、先輩達とは西麻布のカフェバーやクラブに、先輩の誘いを断ることなんてしなかったし何よりも優先してオトナの話しについていったのが20代。気がついたらたくさんの経験と知識を吸収していた。
私はお酒飲まないけど、朝まで付き合う事もありました。
最近、そういう場所から縁遠くなり、
いわゆる「個性」より「普通」
「目立つ」事よりも「あたりさわりない」
とういエリアにいるので、スピード感はないし、生産性のない話題の多いスローな世界にいるので、なんだかな~です。
事業って(商売)いいときも悪いときもある、その波にどう乗るか、悪いときに何が原因か、どうすれば・・・って考えることが大事なのであって、それが無駄だったとしても必ず得るものがある。
そういう現場をたくさん見たし、乗り越えようとする素敵な人達の背中を見てた。
いろんな人と仕事をしてきてたくさんの荒波を越える訓練を受けているので動じないタイプになりました(笑)
波風がなく、常に穏やかな風景に見慣れてしまうと、大きな波が来たときに乗る方法を忘れてしまう。
勝負事が好きなのかもしれません。
実生活ではギャンブルは一切しませんけど、少しでもうまくいくかもしれないと感じたら事業として成長させたいと思える。
もちろん、メンバーは大事。
そこは譲れない。
今、心から感謝していること
下町育ちで言いたいことをズバズバ言う、物怖じしない小娘を笑いながら相手にしてくれた大人たち。
しょっちゅうオジサン達に遊びつれまわされつつも、お色気関係一切なく、、、、
貴重なお話をたくさん聞かせてくれたこと。
普通の会社にいて、今の私がいろんなことを教えたいって思える人がいるか、というといないです。
私が若いときに「面白い!!」って感じた世界は
今、机を並べている目の前にいる人にはわからない世界なんだ、と。
時代の問題もあるかと思うけど、オトナたちが自分の時間を使って、私に見せてくれたものだと思うと・・・感謝しかない。
宝くじがあたったら・・・
何がしたいか、私を楽しませてくれた音楽の世界に恩返しをしたい。
社会に出て、私が団塊世代の上司や管理職、経営陣のオジサマに可愛がられたのも、共通の音楽やカルチャーを知っていたから。
あ、あと、親からもらった、見た目(今はふつうの中年オババですが、20代はそれなりにw)
履歴書には書けないようなバックグラウンドだけど、これからも私にとっては大切な経験です。
アクの強い世界は、選ばれる世界でもある。
組織がどんなだろうが、規模がどんなだろうが、会社が与えた人事に文句を言う。この事業をうまくいかせるためのメンバーが大事だから、みんな平等ではなくて、選択したい。与えられた役割をこなすよりも、得意なことをして、喜び合う方がストレスなくていいよね~
数字追うのが好きな人もいれば、じっと座っているのが好きな人もいる、、、笑
最近、飼い猫になりたい願望⇒猫じゃないけど猫になりたい願望。
好きなときに寝ても可愛いがってもらえるから猫ってこと。
音楽の話題はこちらの記事参照してね