街の中の風景
最近写真とってません。
数年前までは、毎日のようにカメラ散歩してたのに・・・
今の住まいに来てから、(埼玉某所)撮影欲がなくなりました。
育った江東区の湾岸沿いと1年半くらい住んだ小金井(武蔵野地域)は毎週末のようにカメラ散歩してました。
今の住まいの周りにも、ガーデニングを楽しむ家も多く広々とした貸し農園もあって、季節ごとの花や野菜を育てている。
たまにそういう場所で、花の撮影をさせてもらうこともある。
今年に入ってから入口に「部外者立ち入り禁止」の看板が立つ。
何人かの菜園の方とは顏見知り程度であいさつしたり、写真撮らせてもらったり、ちょっとした会話程度はしていたのだけど、この看板が立ってから気分が萎えてしまい、今はその農園に足が向かわない。
キレイに整備された庭に咲く美しい花たち、
撮りたいな、と思う事もあるけれど、それは、みんな家主のために、咲く花。
通りを通る人に向かっているわけではないし、勝手に庭に侵入するわけにはいかない。
夕方近くになると防犯ライトが灯る家も多い。
私が好きだった風景は、誰のためにでもなく、ただ、そこに在るもの。
東京の下町の玄関には鉢植えが置かれ、小さな花壇は家主だけでなく、道行くノラ猫にさえもその存在を見せてくれている。
私はそういう風景が好きなんだ。
ワイルドな力強さ、そこに色気を感じる。
どこからともなくやってきた種が花を咲かせる力強さ。
そういうものにこそ、美しさを感じ、
生命力を感じるのです。
また、その世界に浸るために、引っ越しを検討中。
高給取りではないので、、、、生活の質は変わらないけれど、
私が楽しめるエリアをこれから、探してみます。
秋だしね!